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楽しみながら備える「防災キャンプ」

Disaster Prevention

CAMP

「防災キャンプ」とは

日本は地震や台風、大雨、豪雪など、さまざまな自然災害に見舞われる国です。こうした災害が発生した際、自分や大切な人の命を守るために最も重要なのが「自助力」です。防災キャンプでは、キャンプやアウトドアの知識や技術を活用し、災害時に役立つ「生きる力」「生き抜く力」を養うことを目的としています。災害時には、公的支援が届くまでに時間がかかることが多く、特に発災直後は自分の身を自分で守ることが求められます。そのためには、日頃から事前の備えやシミュレーションを行い、適切な行動がとれるよう準備しておくことが大切です。また、助かった命を地域の共助につなげ、助け合いの輪を広げることも重要です。「防災」×「キャンプ」で、「自分の身は自分で守る」ことを基本に、キャンプやアウトドアを通じて楽しく学びながら防災力を向上させることを目指しています。

​防災キャンプが目指すもの

1. 自助力の向上

災害時にはまず「自分の身を守る」ことが重要です。事前の準備や適切な判断ができるようになるためには、知識だけでなく実践的なスキルが必要になります。例えば、キャンプでの火おこしや調理、テント設営、シェルターづくりといった技術は、災害時の避難生活でも大いに役立ちます。防災キャンプでは、楽しみながらこれらの技術を習得し、万が一の際に実践できる力を養います。

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2. 事前の準備とシミュレーション

災害時には、電気・ガス・水道といったライフラインが停止することが多く、日常生活を送るための基本的なスキルが求められます。例えば、火を起こす技術や簡単な調理方法、水の確保と浄化、緊急時のトイレの作り方などを学びます。これらのスキルは、緊急時に自分自身や周囲の人々を守るために非常に重要です。

3. 地域コミュニティとの連携(共助)

自助だけでなく、地域での助け合い(共助)も大切です。地域の人々と協力し、災害時にどのように支え合うかを考えることは、被害を最小限に抑えるために不可欠です。防災キャンプでは、近隣住民とのコミュニケーションの取り方や、支援物資の分配、避難所運営の方法などを学びます。

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​4.チームワークとリーダーシップの育成

災害時には、大人から子ども更に個人の行動だけでなく、周囲との協力が重要です。防災キャンプでは、グループ活動を通して、チームワークやリーダーシップの重要性を学びます。困難な状況下でどのようにコミュニケーションを取り、協力して問題を解決するかを体験的に学ぶことで、災害時に役立つ判断力や協調性が養われます

​5.心理的な備え

災害時には、肉体的な備えだけでなく、精神的な強さも必要です。防災キャンプでは、ストレスや不安に対処する方法、緊急時に冷静さを保つための心構えを学びます。特に子供や高齢者に対する心理的サポートの重要性も強調され、家族や地域コミュニティでのサポート体制を強化するための知識も提供されます。

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